三連中の方もいらっしゃるかと思いますが 「休みの日に見てほしい」という方も多くて 本日は半日だけ休みでした。
私の住宅診断は勿論、問題点の把握、劣化の状況と原因についての調査です。 でも、当然その後 「ではどうしたら、いいの?」と聞かれます。 すべて、その場でお話させて頂きます。 建物がどのように造られているかが、 分らないとその判断はできません。 これには現場経験がないと難しいです。
今回はそんな経験から、改修提案させていただき、改修の監理をさせていただいている 事例紹介です。 建物にもいろんな種類があります。 木造(在来・壁式・プレハブ) 鉄筋コンクリート・鉄骨・軽量鉄骨など・・・ また、木造でも、更にいろいろです。 現象と造りに応じて、改修もいろいろです。
その中で今回は外壁の構造補強と外壁の 通気工法の改善がメインテーマです。
上の写真は外壁全面に合板を張って、構造補強です。これもただ、合板を張ってもダメです。 縦桟に釘を打つ、釘の長さ、釘の間隔・・・
下の写真のその次に通気層の防水処理です。 ただ、防水シートを張ってもダメです。 開口周り(窓・フードなど)は専用の防水テープできっちり、すき間なく施工します。 これって、すべて、当たり前の事なんですが これが出来ていない工事が結構、あります。
次回は今週末に更新の予定ですが、 もう少し、詳しいお話をします。
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