住宅診断の【エスパス一級建築士事務所】

ハウスドクターとしてお住まいのトラブルを解決!


住宅診断の事例紹介


トップページ住宅診断の事例紹介一覧>雨もりは本当に難しいです

雨もりは本当に難しいです

投稿日:2012/9/15

建物の構造がどうなっているのか?
さらに、どのように造っているのか?
一般の方には分らないと思います?

木造の場合、雨もりで土台、柱、梁が
腐っても交換はできます。
(勿論、簡単な工事ではないですが)
しかし、鉄骨構造の場合は錆の次は腐れです。
この交換はかなり難しくなります。

今回の建物は鉄骨構造で雨もりが何年も
続いていたけど、原因が分らず直らない。
そのご相談でした。

設計図面をみるとある程度の推測はできます。
しかし、確定させることと家の持ち主の方が
理解できることが必要になります。

上の写真は何度も雨もりが続いている箇所の
一部ですが、内部壁を剥がして
外部から散水試験をした結果が
下の写真です。
これで原因と浸入口が確定できました。

後は改修工事をどのようにするか?
それも予算との検討も必要になります。
今回は外壁をすべて、剥がしてすることに
なりました。
中途半端な改修工事は避けたいものですが?

次回の更新は来週末の予定です。