勿論、このような資格はありません。 「住宅検査人」は道庁の仕事をお手伝いをさせて頂いている祭に出来上がったものです。 そして「住宅診断士」は現在、住宅雑誌リプランに記事を連載していますが、その際に出来上がったものです。
それは今まで、このような住宅を調査する専門家が居なかったので、一般の建築士とは違うことを示したかったからです。
リフォームは新築より、ある意味難しいです。それは図面がないこと、リフォーム前にある程度、予測し、リフォーム中は、その中で判断し、決断しなければならないからです。
例えば、モルタル外壁の上に外装材を張るなどと簡単に決めてはいけません。 私は今までの経験から、モルタルは必ず、剥がして施工しています。 リフォーム費用を安くして契約しようとする業者は、工事が終われば、それで終わりなんです。後々の責任なんて、思ってもいません。
モルタルは剥がすとその下地の板も取れてしまい、耐震強度が低下します。強度を確保する上でも、合板を張ることが必要です。それすらも安くする為に省いてはいけません。 また、今だに外装材からは、雨水は入らないなんて、施工をしている会社があります。合板に防水シートを貼り、サッシ周りは防水テープでしっかり処理する。
安かろう、良かろうはやめましょう。 屋根もただ、塗装をすれば、OKではありません。 リフォームで失敗しないように注意しましょう。 |