調査の際は基本的に解体はしません。
それでも、可能な限り、床下、小屋裏などからも、確認します。 床下点検口、天井点検口がなく・・・・ 少しでも情報が取りたい場合
例えば、外壁の構成を知りたい場合 上の写真は室内に付いている「換気口」を 外して、診ることもあります。 これにより、柱から外の外壁の造りがある程度、分かります。 外壁の外からの状態と照らし合わせて、改修の方法なども検討します。
床下点検口がない場合、 下の写真のように和室の畳をはぐります。 板が小さく切ってあり、簡単に外せることがあります。 その開口から身体が入るようであれば、 床下に侵入して調査をします。 それがない場合は 板のすき間から、覗いたりもします。
住宅診断はどれだけ、情報が得られるかで 診断の精度が上ってきます。 勿論、表面の状態でも、経験から、推定も可能です。
次回は来週末に更新の予定です。
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