住宅診断の【エスパス一級建築士事務所】

ハウスドクターとしてお住まいのトラブルを解決!


住宅診断の事例紹介


トップページ住宅診断の事例紹介一覧>調査はいろいろな場所からも・・・・

調査はいろいろな場所からも・・・・

投稿日:2013/1/27

調査の際は基本的に解体はしません。

それでも、可能な限り、床下、小屋裏などからも、確認します。
床下点検口、天井点検口がなく・・・・
少しでも情報が取りたい場合

例えば、外壁の構成を知りたい場合
上の写真は室内に付いている「換気口」を
外して、診ることもあります。
これにより、柱から外の外壁の造りがある程度、分かります。
外壁の外からの状態と照らし合わせて、改修の方法なども検討します。

床下点検口がない場合、
下の写真のように和室の畳をはぐります。
板が小さく切ってあり、簡単に外せることがあります。
その開口から身体が入るようであれば、
床下に侵入して調査をします。
それがない場合は
板のすき間から、覗いたりもします。

住宅診断はどれだけ、情報が得られるかで
診断の精度が上ってきます。
勿論、表面の状態でも、経験から、推定も可能です。

次回は来週末に更新の予定です。