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戸建住宅の総合診断の活用は

投稿日:2013/8/4

「今後、この家をどうするか?その為に
 家を診てほしい」という、ご依頼がありました。

築年数の古い家や図面で基礎の鉄筋があるか
否かの判断ができない場合は鉄筋探査器を
使い測定します。

上の写真はその鉄筋測定をしていると
「白いシミ」がどうも気になりました。
基礎はコンクリートの上にモルタルで仕上て
いる場合が多く、そのモルタルの劣化かなと
思いました。

床下に入るとその裏面、コンクリートを
直接、診ることができます。
下の写真は上の写真のちょうど、真裏です。
その部分だけ、コンクリートがかなり劣化して、崩れてきていました。
あのシミは地盤面から出てきた湿気によるものと思われます。
この部分はおそらく、施工当時のコンクリートの品質が原因と思われます。

この部分の補修は勿論、できますが、
地盤面からの湿気防止の為の
防湿シートの施工も重要です。

家を長く持たせたい、これから、どんなメンテナンスをすれば良いのかの判断基準として
総合診断は重要です。

次回の更新は来週末の予定です。