事務所移転から、2ヶ月が過ぎましたが 今だに、床を配線が走っています。 お正月休みには、何とかなるでしょう?
さて、今回は私が一回で直せなかった事例です。 2階の集合煙突の表面に発生するシミの原因追求でした。 始めは屋根面の出ている、煙突部分から、雪融けの水が浸入してきていると判断しました。 煙突と屋根板金の補修、集合煙突の防水処理・・・・・でも、結果は直らず?
そこで翌年、集合煙突の中をデジカメを使って撮影すると 何と、無数の水滴、そして、その水が煙突の中を流れ出していました。 この水が原因?しかし、外からの雨水ならら、水滴にはならないはず?
これは「結露」 2階の部屋の使用を止めた頃から、集合煙突にシミが出始めた事を確認。 部屋を使わないから、ストーブを使わない、でも1階のストーブは使用するので、その排気は集合煙突を通過して、屋根から、排出されるはず、 この排気が途中で冷やされ、結露を起こした・・・・これが原因。 灯油には、多くの水分が含まれています。 これが燃焼の際に排出されます。 煙突がないタイプのストーブを部屋で焚くと部屋の結露が増えるという現象はこのことによるものです。 この経験は原因の追求は本当に難しいことを再認識させられた事例でした。 |