それは「すがもり」です。 「すがもり」とは・・・・ 簡単に云うと「冬の雨もり」
北国特有の冬の現象です。 屋根板金に氷が付着することで 本来流れるはずの水がせき止められ
その水が板金のすき間から 逆流して、室内に流れ込む現象です。
今回も突然、 天井の点検口から水が流れ出してきて 家の方は大慌てです。
点検口から、天井裏を見ると 屋根野地板(屋根板金の下地)が びっしりぬれていました。
この水が壁の断熱材の中を通って 下へ流れ出したものです。
この水の入口は勿論、 屋根板金から
しかもそれは 板金の加工が難しい 「出角の板金の立ち上がり部」です。
それ以外にも 板金には繋ぎ目があります。
屋根に氷があるか、否かで 「すがもり」は起こります。
ご注意ください。
次回は来週末に更新の予定です。
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