天井に起きたシミという現象の写真です。
このシミが心配でご相談を受けました。 多くの方が シミ程度では「まだ大丈夫」と思われているようですが、 実は天井や壁に出てきたシミは ほんの小さな現象にすぎません。
見えない天井裏で何が起こっているのか? 2枚目の写真は天井裏の壁部分に起きている 水ぬれの現象です。
この浸入口はやはり屋根と判断される方が 多いですが、 屋根にあがって屋根板金を診ても 特に異常なし。
屋根板金と外装材の部分を見ると(写真3枚目) 屋根の板金より、外装材の方が 外に出っ張っている・・・ そのコーキングが切れている。 浸入口はここです。
春になって、この部分のコーキングを 打ち変えて、処置は終了ですが、 本来は屋根板金より外装材が出っ張っている この納まりが危険な施工なんです。
完全な改修処理は2重張りしている 外装材を剥がして、直すべきです。 しかし、そこまでお金は掛けられないという 事でしたので、応急処置ということで 一応完了です。
外壁の上に外装材の上張りは こんなトラブルが多いです。 こんな施工を勧められたら チョット、待ってください。
次回は来週末、更新の予定です。 |