既存住宅の現況調査をする検査人の登録講習が6月22日の札幌をかわきりに、7月3日の旭川と続き、来週の17日は函館で開催される。 私は5月から、この講習テキストの作成に参加して、かなりハードなスケジュールの中で他のメンバーとある時は、夜中の二時まで奮闘していました。 何とか、札幌の講習会に間に合い、テキストの製本も完成。 そして、今は各地の講習会に参加しています。 写真は、札幌の講習会風景とテキストの表紙です。 この制度は第三者が既存住宅の劣化判定をするというものです。 検査人として登録できる要件は 建築士であること、既存住宅を検査できる資格、実際に検査経験があることです。 この検査には、費用が掛かりますので、建築士事務所登録をしていないと、仕事として受けることができません。 この制度により、既存住宅の購入時に第三者の判断を仰ぐことができ、また、リフォーム時にも、施工業者とは違う、第三者が的確に判定する住宅検査人が誕生しました。
私はこの仕事を9年前から、仕事として、やってきました。 しかし、心ない不動産会社さんからは、脅されるようなこともあり、不動産関係に方からは嫌われていたようです。 施工会社さんも私のような者は不要、逆にお金が掛かって、邪魔者扱いでした。 私はもともと、業者さんから、仕事は受けていません。一般の方が私のお客さんでした。
この制度の始まりで、住宅検査(ハウスドクター)の必要性が認められ、どんどん認知されていけばと思っています。 |