木造の住宅の屋根が
すべて板金とは限りません。 いろんな材料がありますから、 方法もいろいろ、あります。
しかし、雨もりが発生したら それは問題ですね。
こちらの住宅はいろんな箇所から 雨もりがあり、 雨の浸入口も一か所ではないようです。
この屋根は板金ではなく 一般的な防水材で施工されています。
この防水材は鉄筋コンクリート造や 鉄骨造にはよく使われているものです。
ただ、どんな防水材でも経年劣化は ありますから、メンテナンスは必要です。
この建物の雨もりの原因は 防水材の劣化もありますが
防水材の立ち上がりの天端にある パラペットという部分に 板金材が使用されています。
この納め方は木造で板金屋根の場合と 同じです。 ここに大きな問題があります。
構造体により、 同じ防水材を使っても 納め方が変わります。
構造体の特性を理解した上で 防水材と納め方を設計、施工する。
それが分からない方は 設計も施工もしない方がいいですね。
次回は来週末に更新の予定です。
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