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工事監理とは・・・・

投稿日:2015/11/15

杭データの流用、改ざん問題から

工事監理についても
話題になっているようです。

工事監理の内容はいろいろあると思いますが

私の工事監理は
主に隠れてしまう構造部分を重視しています。

今回の掲載写真は基礎部分です。

基礎の鉄筋の状態を目視検査し
報告書に掲載する写真を撮影します。

写真だけでは全体も分からないので
施工会社からの写真報告だけでなく
必ず、現場で検査します。

毎日、その現場にずっといるわけでは
ないのですが、
チェックポイントは必ず、検査します。

コンクリートの打設時の検査は
コンクリートミキサー車が運んできた

まだ、固まる前のコンクリートの検査です。

スランプ、空気量、塩分チェックをして
OKなら、
いよいよ、コンクリートの打設の始まりです。

コンクリート強度の試験の為に
試験体も作成します。

コンクリートの打設後は
出来形を確認して
写真を撮影して
報告書に添付します。

施工会社からのデータ書類や
写真だけで監理は出来ません。

施工会社を信用しないわけではなく
施工会社と違う目で診る

第三者チェックは重要なんです。

施工会社を信頼しているから
大丈夫と思われていても
その後、問題が生じることもあります。

自己チェックだけでは
勘違いもあったり、
誰しも見逃しなどのミスが発生します。

違う目で検査する専門家の
第三者チェック、どうですか。

工事以外の費用は掛かりますけど。

2000〜3000万円以上の
住宅もあるでしょう。

そこに掛ける
0.1%ぐらいのお金は
もったいないですか?

次回は来週末に更新の予定です。