これまで、一般的には 床下は外部でした。
基礎断熱工法を使うと室内になります。
「家の湿気が多くて、室内にカビが発生、 クローゼットの服がカビてしまう」という ご相談でした。
基礎の外部側に断熱材を施工して 床下に暖房機を設置して 家全体を暖める工法があります。
これにより 床下は室内になります。
その床下に水が浸入したら その水の影響は 当然、室内に影響します。
水の浸入口を確定する為に 基礎の外部を掘って 散水試験を実施しました。
浸入口は 基礎コンクリート 配管周り ベースと立上がりの打継箇所
この3点を確認しました。
これまでの一般的な基礎では 問題はなかったのですが、
床下が外部から室内に変わった時点で 大きな問題になりました。
出来上がりだけを 真似して施工しても 基本が分かっていないと とんでもない事が起きます。
これを想定外とは云わないでしょう。
地盤の状況にもよりますが、 施工を検討しておくことは重要です。
次回は来週末に更新の予定です。
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