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引き渡し後にいろいろと問題が発生

投稿日:2016/7/31

この建物は増築と改修工事が
完成したものです。

勿論、建築確認申請もされており
完了検査も終わり、引き渡された建物です。

既存建物と増築部の接続は
構造的には一体化しない

エキスパンションという
構造にすることが図面に記載されています。

ただ、私の知識では
見ただけで
そのエクスパンションはありません。

しかも現在
この部分から雨もりが発生しており
今だに直っていないようです。

更にこの接続部分
基礎に入っている
アンカーボルトがむき出し。

増築部では
寒い、天井から冷気が来ているようだ?

天井裏をのぞいて見ると
天井面に気密シートがない。

寒いと建築会社に云うと
断熱材の上に
ビニールシートを敷いたようです。

これは全く、間違っています。
そもそも、天井を張る前に
断熱材の室内側に気密シートを
張るのが原則、基本、常識です。

勿論、図面には記載されています。

それ以外には
改修部分でトイレの排水が
詰まっていて、
トイレが使えない。

問題点をすべてチェックして
建築会社に直してもらいましょう。

という事にはなったのですが
その建築会社が倒産してしまい、
どこにも、その要求をすることが出来ない。

ちゃんと図面どおり、工事をしたか否か?
そんな事、一般の方は分かりませんよね。

工事の途中での検査、確認は重要です。

工事を依頼する際には
みなさんは建築会社を信頼して
契約して、依頼しているはずですが、

こんな現実もあります。
建築費以外に少し費用は掛かりますが

後のことを考えると
無駄な費用と思えますか?

次回は来週末に更新の予定です。