2〜3年前から、流行っているのが 「リフォーム住宅の販売」
古い住宅を業者が購入して、リフォームをして販売するケースが増えてきています。 古い家はほとんど建物価格がないので、安く購入できます。それをある程度、直して、その分、販売価格に上乗せするやり方です。
表面をきれいにリフォームすると、一般のお客さんは、何故か、安心して購入を決めてしまうようです。「きれい」だから安心なのでしょうか?
右の写真は床下の状態です。 家の中は浴室やキッチンの交換、壁、天井クロスの張替え、床もフローリングに張り替えてあるので、まるで新築のようでした。 しかし、床下を診ると、何やら、いじっていました。 どうも、床が下がっていたので、部分的な補修をしたようです。これでは表面から見るだけでは判りません。床の水平も機械で測定しましたが、床の下がりはありませんでした。
床下に入らないと判らない状態でした。 更に土台、梁がまだ、腐っている箇所もあり、何と中途半端なリフォームでしょう。
「リフォーム」とか「フルリフォーム」された家は心配です。 むしろ、何もしない方が判りやすいのでしょうが、表面が汚れていると、印象が悪いのでしょうか? |