住宅診断の【エスパス一級建築士事務所】

新築の建物以外の場合

家の耐震は大丈夫だろうか？と
心配されるかも増えてきているようです。

確かに古い家は現在の耐震基準より
強度は弱いと思います。

ただ、私はこれまでの住宅診断の経験から
家の劣化による強度不足が心配です。

家を建てられて、１０年以上の家

これまで不具合があり何度か、直した家

何か？変な処があるけど、大丈夫？など

普段、目にすることがない処で
家の劣化は進んでいます。
新築のまま、という事はありません。

メンテナンスしなくても
一生、大丈夫なんて建物はありません。

１枚目の写真は
床がフワフワするけど、大丈夫かな？
床下では大変な事が起きていました。

２枚目の写真は
蟻が出て剥がしたら、梁が腐っていて
直したけど、また、蟻が出ると心配されて
外壁を剥がした状態です。

３枚目の写真は
外壁の亀裂が心配で
何度か、自分でコーキングをされた家。
雨漏りが心配で内部壁を剥がした状態。

土台と柱が腐っていて、原型がない。

４枚目の写真は
リフォーム済みの中古住宅購入前検査より
ユニットバスに交換する為に
基礎を壊した施工を確認しました。

家の耐震は重要ですが
これらは、それ以前の問題です。

まずは建物の劣化診断をお勧めします。

ちょっと気になることがあれば
お気軽にまずはご連絡ください。

次回は来週末に更新の予定です。