これまでもいろいろと ご相談があり、 改修工事もしてきました。
今回は親の介護の為 同居するので
和室を段差のない洋室にしたいというご相談
家の図面もあるので 事前に構造の検討が出来ました。
筋違の入っている壁に入り口を付けたい。
単純に筋違を撤去する訳には行きません。 地震に対する強度が低下してしまいます。
真ん中の柱も簡単にはとれません。 梁の補強も必要になります。
構造的に家全体のバランスも考慮して 柱は取らないで開口は右側半分として
残った壁で筋違の補強をすることに。
これは壁面材を張ることによる 耐震補強を選択しました。
後は床の段差解消です。
和室ですから 畳を撤去すると 畳の厚み分の段差が発生します。
畳み下の構造まで剥がす必要はないので 段差解消の床組を新たに造り フローリングを張って仕上げました。
家族構成が変わり 間仕切り壁を変更することも あるかと思います。
木造の場合は間仕切り壁といっても 重要な構造体です。
改修変更には注意が必要です。
次回は来週末に更新の予定です。 |