ユニットバスは完成したものを 運んでくるのではなく その場で組立て工事をします。
ですから、外部の壁を壊して・・ そんな大きな工事にはなりません。
既存のユニットバスの解体工事から 始まります。 給水、排水の設備工事 電気の配線工事は ほぼ同時に進行させます。
工事の流れとしてはシンプルです。 問題がなければですが?
今回の工事は少し問題がありました。
ユニットバスを解体したら 外壁側に断熱材はあったのですが それをカバーする防湿シートがない。
通常はあり得ない施工です。
今回の改修では当然、直しました。
そして、ユニットバスを支える土台の下に 基礎がなく、その梁では不十分と判断。
梁の下に支柱を2本、設置しました。
ユニットバスの床面には 断熱材を敷き詰めます。 これがないと 浴槽の床面が冷たく感じます。
更にユニットバスの壁のすき間には 断熱材を充填します。 これは冷気を遮断する為のものです。
ユニットバスの交換なんて 簡単と思われるかもしれませんが
工事工程を監理していないと 今回のような手直しはできません。
解体してみないと分からないことは 結構、あります。
単に施工業者に任せてしまうと 予定どうりの事しか、しません。
こんな簡単な改修工事でも 監理するという役目は必要だと思います。
次回は来週末に更新の予定です。 |