最近のニュースで 大型商業施設の屋根の倒壊 店舗の庇の倒壊の映像が報道されていました。 詳しい原因は分かりませんが、びっくりです。
最近の家は雪の重みで倒壊することは ないとは思いますが
1枚目の写真は築40年ぐらいの家で 私が実際に診た、小屋梁の破損です。 15年ぐらい前の事例です。
「天井が下がってきた」との連絡受け 調査にお伺いしたものです。 屋根の雪の重みで小屋梁が破損して 小屋梁に繋がっている天井下地が下がった状態でした。
これは流石に危険で退去をお勧めました。 この仕事を始めて、20年ですが こんな現象はこれまで一度しかありません。
2,3,4枚目の写真はいづれも 大きな雪庇が発生している現在の状況です。
雪庇は冬の風向きにより 同じ様な方向にできます。 ただ、ここまで大きく成長するには 屋根の上にもそれなりの雪が堆積しています。
それなりの雪が積もったとしても 簡単に家が倒壊することはないと思います。 ただ、ここまで大きく成長した雪庇の 落下が心配です。
落下が心配ですが、ご自分で屋根に上がって 作業をするのは危険ですので 専門家にご依頼されることをお勧めします。
いろんな原因はありますが
建具の締まりが悪い? 壁に亀裂が発生してきた? 床が下がってきた?などの現象が あれば、チェックしておく必要が あるかもしれません。
これ以外でも この時期に気になることがあれば お気軽にご相談ください。 |