築11年のお家の外壁の塗装工事を 4年前に実施しました。 施工前のチェックでは、外壁面に何ら、問題を発見できず、そのまま、外壁の塗装工事を施工しました。 4年たった、今年、外壁に異常が出ているとお客様からの連絡があり、すぐお伺いしました。 結果、私がよく指摘している、換気フードの接続不良による現象が出ていました。 早速、原因の確認と改修工事の段取りをして、作業を開始しました。 外装材を剥し、フード周り、フード本体を確認するとこのような状態でした。 この面は外装材は勿論、下地、断熱材まで解体し、木材の劣化の状況まで確認しました。 幸い、木材には何の異常もなく、断熱材を交換、下地材も交換、防水面の再施工、換気フードは確実に接続ができるものに交換して、最後は外壁の塗装で改修は完了です。 例え、その時、工事費が少し高くなっても、不安があれば、換気フードは交換しておけばよかったと反省しても後の祭りです。 改修費用については無償で対応させて頂きましたが、すっかり、お客様にはご迷惑をお掛けしてしまいました。 10年もこの住宅診断の仕事をさせて頂いておりますが、今さらながら、難しい仕事で、ずっしりと仕事の重要さ、責任の重さを感じさせられました。まだまだ、勉強不足を痛感させられました。 |