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住宅診断の事例紹介


外装工事の手順

投稿日:2014/6/15

外装材を張る前に重要な工事があります。

今は一般的になっている
「外壁通気層工法」の手順です。

まず、防水シート(正確に表現すると透湿防水シートになります)
一般的な商品名で云うと「タイベックシート」を張ります。
下から、順番に張っていき、重ねていきますが、
防水テープも使用して、防水性を高めます。

次は外装材を固定する下地(通気下地とも言います)
この部分が通気をする空間になる為
通気下地材とも呼ばれています。

防水テープは窓周りや屋根周り、基礎水切り部などのシートが
切れる箇所に丁寧に施工していきます。

下地が完成したら、いよいよ外装材を
張っていきますが、
張り始めには(基礎水切りの上部分)
外装材を固定するスターターという
材料を使います。

現在は外装材を張る場合
正面から釘を打ち付ける方法ではなく
専用の固定金具を使う施工が主流です。

次回はその施工状態を紹介いたします。

次回の更新は来週末の予定です。