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住宅診断では床下は必須

投稿日:2015/2/1

既存住宅の購入前検査では当然ですが

初回診断でも必ず

床下は診ます。

ただ、床下に入る点検口がない場合も
ありますが、
可能な限り、点検口を設けてもらいます。

和室の畳をあげると
点検口がある場合もありますが
無くても
写真にあるように
比較的、簡単に開けて
復旧も他の場所より、容易です。

床下には何らかの問題があります。
構造的な大きな問題
少し、改修が必要なケースなどです。

今回の床下では
床の構造を支える
土台と梁の受け材が木で
経年劣化の心配がありました。

また、何度か床の改修がされていたようですが、
不要と思われる
塩ビのパイプが長いまま、放置されていました。

放置してあっても、害はないのですが
やはり不要なものは、改修工事の際に
撤去してほしいものです。

よくある改修で
浴室をユニットバスにする工事が
ありますが、
工事が終われば
おそらく
その後は誰も診ることはないでしょうが

もう少し、綺麗にしてほしいものです。
工事の解体材を放置したりするような
工事は信用ができません。

問題が起きなければ良いのですが
そんな工事には
いろいろ問題が起こるケースが
多いような気がします。

非破壊調査ですから
表面調査が主になりますが
見えない部分
特に床下の検査は必須と思います。

次回は来週末に更新の予定です。