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中古住宅の購入前検査はまず、外部から

投稿日:2015/10/18

購入を決めて手付金を払ってしまうと

解約しようとすると手付金は戻らないのが
通常です(契約書に書いていますので)

購入しようとする建物が
外装材を張ったなどの
メンテナンスをしてあるとチョット安心ですか?

外壁に手を当てると白い色が・・・
これはチョーキングという現象で
外装材の塗装が劣化してきています。

近い内に外壁の塗り替え工事が必要です。

購入してから、このメンテナンスを計画して
いる方はいいのですが?

屋根の上の煙突にまで
外装材が張られています。

でも内部で雨もりが発生しています。
屋根板金と煙突の納まりが悪いのに
外装材を張っても直りません。

基礎の劣化も気になりますね。
不要であれば撤去すれば良いのですが
これにも解体費用が掛かります。

排水のマンホールもふたを開けて
中を確認します。

こちらは問題なしですが
よく、底が割れていることがあります。

排水の詰まりの原因にもなりますので
ここも注意が必要です。

まだまだ、チェックポイントがありますが

次回は内部、床下、小屋裏についても
ご紹介しますね。