表面が綺麗にリフォームされてしまうとほとんどの場合、施工中の写真がないので、何をリフォームしたのかが、分かりません。 そんな事例もいくつか、ご紹介してきましたが、 今回の中古住宅購入予定の方のご依頼は 「リフォームされていない家を購入して、自分でリフォームしたいので、その価値があるか否か?そして費用がどのぐらい掛かるかを診断してほしい」というものでした。 リフォームする前であれば、年数やメンテナンスによりますが、劣化している箇所、何か問題ある箇所などが、明確に分かります。 しかもリフォームしていませんから、その分は安く購入することができます。 その場合のポイントは 1)どこに問題があるのか? 2)それは直して住み続けることができるのか? 3)どの部分をどのように直せば良いのか? 4)その費用はどのぐらい掛かるのか? この事が分かれば、購入をするか否かの判断がし易くなりませんか。 この建物はいろいろ問題もありましたが、改修が可能で、継続して住み続けることができるものでした。 また、その費用をみても、資金計画が成り立ったようで、購入を決定されました。 実際の改修工事は来年の春になりますが、現在は施工業者などの検討中です。 私も施工監理として関わることになりそうです。 |